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あの“山古志村”は今

カテゴリー:スタッフ現地レポート中部
2006-07-26

2004年(平成16)10月23日に起きた新潟県中越地震で、全村民が避難をした山古志村。
合併により、2005年4月1日からは長岡市の一部となっていますが、
7月のある日、その山古志を訪れる機会を得ました。
途中の標識には「災害復旧中」の文字がありました。
標識

芋川(いもがわ)流域の数カ所では、崩れた土砂が川をせき止め、
ダムのように水が溜まってしまいました。
現在、水を通しつつ、新たな崩壊を防ぐための大きな工事のさなかです。
ダムの工事(上流側から見た様子) ダムの工事

ほかにも、寸断された道路などで工事が行われていました。

山古志では、約1000年という長い歴史を持つ「牛の角突き」と呼ばれる闘牛が行われています。
牛が角を突き合わせた後、勢子(せこ)が最終的には引き分けにするのが慣わし。
国の重要無形民俗文化財にもなっています。
この「牛の角突き」も、復活への動きが着々と進んでいます。
春から秋にかけて月1回開催される角突きは、現在臨時の闘牛場で行われていますが、
闘牛を行う全国6カ所が集まる「第9回全国闘牛サミット」が、
9/17山古志・池谷闘牛場にて闘牛を行うとのこと。
闘牛用の牛@山古志

今回、現地での昼食手配や情報提供に関して、「やまこし道楽村」にお世話になりました。
「やまこし道楽村」は、コンサルティング、プロデュースを通して集落の再生を支援していますが、
秋には山古志東端の小松倉集落に「DOURAKUカフェ」を開く予定だそうです。
小松倉は、昭和8年(1933)から16年をかけて住民が掘りぬいた、日本最長の手掘りトンネルである「中山隧道」のあるところです。
旧トンネル
8年前に新トンネルができたものの、旧トンネルも歩いて通ることができる

梅雨の晴れ間に、工事関係の大型トラックが頻繁に行き交う中での視察でしたが、
復旧工事が無事進み、より本来の姿に近い山古志の秋が多くの人たちに見てもらえるようになることを願った次第です。

やまこし道楽村

山古志での闘牛サミット
http://yamakoshi-tougyuu.cocolog-nifty.com/

牛舎再建への支援を兼ねた「角突き写真展」が、東京の四谷フォトギャラリーで開催されます。
(7月27日〜8月9日)
四谷フォトギャラリー(シグマラボ)
http://www.sigmalab.co.jp/2006/

(筋鉄)