明治の鉄道遺産。鉄道廃線跡。
と聞いて思わずワクワクしてしまった方にオススメ情報。
山梨県甲州市勝沼町のJR中央線「大日影(おおひかげ)トンネル」。
1997年(平成9年)新トンネル建設のため廃線となっていましたが
遊歩道として整備され、先月10年振りに復活をとげました。

大日影トンネルは1903年(明治36年)に開通し、
ブドウやワインの大量輸送を可能にするなど
地域の流通に大きな影響を与えたトンネルです。
(もっと詳しく知りたい方は、「鉄道廃線跡を歩くY」がオススメです。)
全長は約1.4km。廃線トンネルを利用した遊歩道としては
日本一の長さだそうです。
新トンネルが迫る甲府側の入り口では
列車が通過する大迫力の音を体感することができます。
トンネル内部には、廃線まで実際に使用されていたレール
(入口付近のみ深沢トンネルのレールを再利用)・鉄道標識・待避所・水路が
さらに天井や壁面のレンガには、1931年(昭和6年)に電化されるまで
走っていた蒸気機関車の煤(すす)が残されていて、
建設当時の明治時代の様子をうかがうことができます。
ブドウとワイン、鉄道の歴史を説明する案内板なども
設置されていますのでお見逃しなく。

東京寄り入口近くには同時期に建設された「深沢トンネル」があり、
こちらは現在「勝沼トンネルワインカーブ」となっています。
自然の状態で適温に保たれた環境は、ワインには最適とのこと。
残念ながら個人オーナーはキャンセル待ちだそうですが
見学することができます(9:00〜16:00)。
“再開通”にあわせ、トンネルや周辺の観光スポットを
散策するコースも設定されています。
明治の鉄道遺産、そして、ブドウとワインの町を楽しみながら
これからの紅葉シーズン散策してみてはいかがでしょう。
来週10月6日(土)には
「第54回甲州市かつぬまぶどうまつり」が開催されます。

ぶどう畑の紅葉(写真は11月初旬頃の様子)
◆大日影トンネル遊歩道◆
○通行時間:9:00〜15:00(年末年始を除いて通行可)
○料金:通行料無料
○交通手段: JR中央線勝沼ぶどう郷駅から徒歩5分
※詳しくはコチラまで。
◆散策コース周辺の主な観光スポット◆
●大善寺
●勝沼氏館跡
●葡萄酒資料館
●ぶどうの国文化館
●メルシャン勝沼ワイナリー
●蒼龍葡萄酒株式会社
●甲州市勝沼ぶどうの丘
●ぶどうの丘温泉 天空の湯などなど
(きくじ)






