るるぶろぐ

るるぶ.comスタッフが、最新の旅情報や、
現地の体験レポートをお届けします!

モノつくりの現場を巡る旅〜山梨取材記(1)

カテゴリー:スタッフ現地レポート中部
2008-11-13

11/7〜8にかけて、山梨に取材に行ってきました。

今回の取材は、今後山梨県が力を入れていく産業観光。
名勝や史跡を巡るだけではなく、さまざまな産業も見てもらおうという趣旨です。

まず立ち寄ったのは、大月にあるTEPCO葛野川PR館。
ここを中心に、東京電力が持つ駒橋発電所、八ツ沢発電所、葛野川発電所が見学できます。
今回は明治期に建設された駒橋発電所と、地下500mにある葛野川発電所を見学。


駒橋発電所は明治40年に運転開始、長距離送電の草分け的存在で、
現在も神奈川県に送電してます。送水管を間近で見られますがなかなかの迫力で、
古い建造物としても見所があります。

駒橋発電所
駒橋発電所の送水管。建設当時は6本あったものが、現在は1本のみ(左側)


続いて葛野川発電所。昼間の電力が足りないときは上部のダムから水を落として発電を行い、
夜間電力需要が少ないときに水車を逆回転して水を引き上げます。発電所は地下500mですが、
下部ダム付近からトンネルを入るとむしろ若干登り勾配でした。
無人の発電所内は、近未来の映画に出てきそうな雰囲気。
小学生の社会科見学にはうってつけでしょう。

葛野川発電所
地下500mにある葛野川発電所。広く無人の発電所内は、なにやら荘厳な感じさえする


次の向かったのは、石和にある「アリア・ディ・フィレンツェ」。
平成6年に作られ、貴金属加工や印傳など、山梨圏内の主要産業の工業団地になっています。
ここではジュエリーの加工と、印傳の加工現場を見学。
鹿の皮に漆を塗って作る印傳は、人気の物産となってます。
また皮を燻して作る印傳は、特注制作となりだいたい半年待ちの状況とか。

印傳の製作現場
山梨の名産品の印傳。この写真は、皮を燻して加工する特注品を製作現場


夜は山梨の酒造七賢の純米酒を頂きました。
「山梨で日本酒?」とも思う方もいっらしゃるかもしれませんが、県内でも西部の白州町は
非常に水の綺麗な土地で、大手洋酒メーカーの醸造所もあります。ここで作られた純米酒は
なかなかの味です。
今回はお邪魔できませんでしたが、甲州街道沿いに建てられた酒蔵は歴史的価値も高く、
内部の見学や試飲もできるので、機会があったらぜひ見学してください。


七賢・山梨銘醸
http://www.rurubu.com/sight/sightdetail.asp?BookID=A2701340


(るるぶ.com編集部)