前回に引き続き、山梨取材の模様をお届けします。
取材1日目はこちらをご覧下さい。
さて、山梨取材の二日目は、勝沼を歩きました。
メインは「ワインツーリズム2008」への参加。
が、その前に朝イチで、旧深沢トンネルを利用したワインカーヴと、大日影トンネル遊歩道を見学。
ワインカーブは大人気で、現在空きはないとの事です。

深沢トンネル跡ワインカーヴ。手前が個人用、奥が法人用。
出し入れのためのフォークリフトや台車もあった。
大日影トンネル遊歩道は、全長1.367km。通常は勝沼ぶどう郷駅から入るのでしょうが、
我々は逆側の旧深沢トンネル側から入りました。
逆から入ると下り勾配になりますので、脚力に不安のない方はこちらから見学した方が
いいかもしれません。

大日影トンネル遊歩道。
トンネル内は、当時の標識や作業用の待避所などがそのまま残っています。
天井を見ると、蒸気機関車が排出した煤も。
待避所を利用したベンチで記念撮影もできますが、トンネル内はやはり少々暗いので、
カメラのファインダーを覗きながら移動すると、標識などにぶつかるので注意が必要かも。
トンネルを抜けると、そこには鮮やかな紅葉が広がりました。

大日影トンネル遊歩道。約1.4kmのトンネルを抜けると、鮮やかな紅葉が迎えてくれた
勝沼ぶどう郷駅から、一路「ワインツーリズム2008」のメイン会場へ。
事前参加受付(有料)をしていれば、駅からのシャトルバスが利用できます。
メイン会場は葡萄資料館のすぐ横なので、シャトルバス駐車場からやや歩きます。
会場には名産品をはじめとした、さまざまな即売会のテントが出ていました。

「ワインツーリズム2008」メイン会場
この「ワインツーリズム2008」は、オフィシャルのガイドブックを見ながら、
勝沼のワイナリーとさまざまな名勝、史跡を回るイベントです。
Routeは7つ用意されていましたが、我々は大小のワイナリーが見学できる「Route4」を選択しました。
ワイナリーは、「蒼龍」→「メルシャン勝沼」→「シャトレーゼ勝沼」→「盛田甲州」→「東夢」の順番です。
ワインの試飲をしながら、カーヴや製造工程の見学を行うのは初めての体験でしたが、
なかなか楽しいものです。

「蒼龍」のワインカーヴ。ワインカーヴの中まで見学できたのは、
Route4ではこの「蒼龍」だけだった
途中で旧田中銀行博物館にも立ち寄りました。
ここは見学は無料。山梨田中銀行は、勝沼の発展に貢献した銀行です。
蓄音機など当時使用されていた物がそのまま保存され、地元のボランティアのお婆さんたちが
ガイドをしてくれます。ガイドのみなさんが小さい頃は街のシンボル的な建物だったようで、
思い入れ強く熱心に説明をしてくれました。

旧田中銀行博物館。裏手の土蔵はレンガ造りに瓦葺屋根。
重そうな扉は数十年開かずの扉。
裏の土蔵は、レンガに瓦葺の屋根という造りがいかにも明治期の建造物らしく、風情があります。
鍵は東京在住の田中家末裔の方が所持しているため、ここ数十年は開いた事がないとか。
観光の穴場としてオススメです。
旧田中銀行博物館のあと、最後のワイナリーである「東夢」に立ち寄りました。
ここでは醸造中のワインを試飲させていただきました。
まだワインになる途中のため、味は炭酸の強いぶどうジュースのようでしたが、
これでもアルコール度数はかなりあるとの事です。
ちなみにこのワイナリーはできたばかり。
元東京電力の社員の方が、放置されたぶどう棚を再生したいと考え、みなさんで
ワイナリーを立ち上げたそうです。

「東夢」で醸造中のワインを試飲。醸造中のワインを試飲させてくれたのは、
Route4ではこの「東夢」だけだった。
最後にメイン会場横のワイン資料館を見学し、テント即売で「ほうとう」を食べ、お土産を買って帰路へ。
正直ワインはあまり馴染みがありませんでしたが、いろいろと勉強になる事も多く、
今後はちょっとワインをたしなもうかなと思いました。
(るるぶ編集部)






