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温泉編集部の日々のつぶやき るるぶ温泉ブログ

2005.8. 5

カテゴリ:編集部日記

湯の川レクイエム

編集部の佐々木です。先週に続いての登場です。
いま僕以外の編集部員全員がテンパリ中なので、今週に続き来週も書いちゃうかもしれません。どうぞお許しをm(_ _)m

今回は北海道取材でのこぼれ話をひとつ。

『決定版! るるぶ 温泉&宿 北海道』のP20-21「道南温泉ルポ」の取材での最終日、函館は湯の川温泉温泉銭湯「日乃出湯」にお邪魔しました。

各自カゴに衣服を入れるスタイルがいまだ健在の、雰囲気のよい銭湯なんです。日乃出湯に関する詳細は、本をみてもらえるとわかるので、ココでは触れないでおきますね。

湯の川温泉 日乃出湯


ココの温泉にはちょっとした?いや、だいぶ大きな問題がありまして、これが曲者というか洒落になってないんですよ。

ここ日乃出湯のお客さんは漁師さんやうでっぷしの強そうな方がほとんど(もちろん男湯の方です)で、お湯加減はお客さん任せになっているんです。

…なにやら嫌な予感がしませんか?

漁師さんが入るお湯って、みなさんどんな想像するかわかりませんが、

僕は煮え湯でした。

恐る恐る浴室へ。

そこには、温泉の含有成分であるカルシウムで真っ白くコーティングされた浴槽があり、そのなかのお湯は沖縄の海のような水色で、とても涼しげなんです。

そんな湯船がまさか熱いワケがないよね… なんて思いながら、かけ湯をしました。


真っ先に頭に浮かんだのは、熱湯コマーシャルでした。


なにも宣伝するものなんてないのよ、おいら。

いや、でもいくら仕事とはいえ、
「これ無理じゃね?いや無理だよ、無理無理」と騒いでいると、漁師風のおじさんが、ギャーギャーうるさい若造の姿に気づき「こっちで身体慣らしてからじゃないと俺らだってはいれねぇぞー、あっはっは!」との助言。

早く言ってよ…

もうひとつの浴槽もかなり熱いんだけど、まぁ入れないこともなく、身体を慣らして再度。


やっぱり尋常じゃねーよ、痛ぇよ、このお湯!


軽くキレちゃってたんで、巧く表現できないのが悔しいんですけど、湯の川温泉はナトリウム-カルシウム塩化物泉なんで、塩分が含まれているんですね、たぶん大量に。まぁ入らないと記事にならない手前、ぶっちゃけ状況的にはかなり切迫してましたね(しんみり)。

泉温は48℃とまぁ確かに熱いんですが、この程度の泉温であれば「大袈裟なんじゃないの?」と思う方がいるはず。

でもね、お風呂に入って動けないんですよ、イタアツくて。

地元のおじさんも「動かん方がいい、俺らも動くと熱いんだ、この温度が人間の限界だろうな…へっへっへ」って…


だからなぜ風呂で限界に挑む…


また、別のおじさんが「俺なんて、こんなガリガリで漁師やってっけど、この風呂に30分入ってると1.5キロ痩せるんだよ、はっはっは」

ペットボトル1.5リットルの汗ってことだよね…

その量もすごいけど、なんか汚なくね?

そんで、やっぱりあんたも顔テンパってんじゃん!


つうか、30分入りすぎじゃぁねーの??

しかもこの風呂入ってるから痩せてんじゃぁねーの??

と突っ込んでる暇もなく、1分我慢してはいりましたよ、気合で。

徐々に視界がチカチカしてきて、耳も遠くなってくるんですね。

こういう極限状態だと人間なにを考えるか全く読めないもんで、この時僕は、


”函館のやつらはみんなこんな熱湯にはいってんのか???”

”するってぇとGLAYのTERUもこの熱湯入ってたのか?”

”熱湯に入るTERU?”

”熱湯=TERU?”

”ねってる?”

”日テレ?”

”いやいやいや…”

(※GLAYは確か函館出身なはず。そこら辺曖昧)


こんな錯乱状態になるまで無理して入る必要もなかったんだけど、ある邪心が働いちゃいました。


ブログに使える…


そういえば、同じようなことを古田さんも書いてましたね。

その気持ち、よくわかりました。

結局、たった1分で全身真っ赤になり、軽いヤケド風になって汗が出るわ出るわ、帰りの飛行機でも出るわ出るわ。

何キロ痩せたかは、すぐに水分を取ってしまったのでわかりませんが、

ダイエットには最適です。


日乃出湯 男性浴場

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