

温泉旅行に行きたいんだけど、行き先が決まっていない方必携!「我が家に1冊、職場に1冊」いつでもどこでもプランニング。 家族で、カップルで、仲間と、社員旅行でなど、様々なシチュエーションで使える温泉+エリア情報が充実!
温泉本編集一筋の編集部Kです。
私、最近の「源泉100%掛け流し」至上主義にモノ申します!
温泉関係の本で、温泉使用状況が掲載されるようになってからだいぶ経ちました。読者ハガキを読んでると、やっぱり「源泉100%掛け流し」にこだわって選ぶ人って多いようです。
ちなみにみなさんは「源泉100%掛け流し」ってどんな状態を想像します?
地中からガンガン湧き出る温泉が常に流しっぱなしで湯船から溢れている、なんてのを想像していませんか? でもお湯がちょろちょろでもザブザブたっぷり流れてても、手を加えておらず流しっぱなしなら、表現上はどちらも源泉100%掛け流しになります。ちょっとショックだった?
確かに「源泉100%掛け流し」は魅力的なキーワードです。
でもね、それだけで選んじゃダーメー。
なぜなら温泉も人間のように個性があって「源泉100%掛け流し」というのはその一面にすぎないから。
温泉&宿シリーズだと温泉の使用状況は
【源泉の状態】
源泉100%、源泉、循環ろ過、加水のみ、加温のみ、加水加温の6種類
&
【浴槽への供給方法】
放流式(掛け流し)、循環ろ過式、放流・循環ろ過併用式の4種類
これらのアイコンの組み合わせで表現しています。
いくつか例を挙げて簡単に説明すると
・源泉に全く手を加えておらず流しっぱなしが「源泉100%・掛け流し」
・源泉のみ使用して循環ろ過しているものが「源泉・循環ろ過式」
・源泉に加水して循環ろ過しているものが「源泉に加水のみ・循環ろ過式」となるのです。
で、この方法だと全国の温泉は便宜上12種類に分けられます。
でも自然の贈り物である温泉って本当に千差万別。熱かったり冷たかったり、塩分を含んでいるかと思えば、油分を含んでいるものもあり、ちょろちょろじっくり湧き出るものもあれば、勢いよく地中から湧き出すものetc.
だから同じ一つの表現でも、実は中身は色々なのです。
例えば、人が多い人気の温泉地で清潔さを保つために循環ろ過させる場合も、油分が多くそれを除くために循環ろ過する場合も表現上は「循環ろ過」。
加温なら、豪雪地帯の露天風呂の保温目的でも、もともと温度の低い鉱泉を沸かすのもどちらも「加温」です。
また、みんなで楽しむために少ない湯に加水して量を増やすのも、湧出温度が高すぎる温泉に水を加えるのも両方「加水」という表現になります。
最初に挙げた「源泉100%掛け流し」についても一緒ですよね。量が多くても少なくても「源泉100%掛け流し」。
ってことは、12分類ではその温泉の細かな情報までは判断できません。これって人間の12星座分類に似てます。人間だって12星座だけで、その人の魅力なんて分からないんだから。
それに温泉はお湯だけで決まるものでもないと思いませんか?
山あいに湧いたり、海沿いに湧いたり、はたまた都会の真ん中から湧いたりという環境も魅力の一つだし、その温泉にある宿の仲居さんが好きだとか、料理が最高とかいうのも重要事項だったりしません?
そういえば私が好きな九州の温泉は、加温・掛け流しで湯量はちょろちょろ。でも何が好きかといえば、山奥で静かなところと宿のご主人の親切さ。帰りにお餅やらアイスやら持たせてくれるところがすごく嬉しい(←食べ物につられてる?)のです。
で、結論としては12の分類だけではその温泉の一部分しか表現できないから、他の部分も色々みてね、ってことです。源泉100%も魅力だけど、そうじゃなくても魅力的な温泉っていっぱいあるのです。そんな温泉を見過ごすのって、あーもったいない。と温泉本編集一筋の私は思うのです。
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